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時間通貨

 

鉄板焼肉じゅうじゅう亭 明野店の店長です。

 

先日、NHKで『マネーワールド』という番組が放送されました。

 

今まで物やサービスの代価として、現金を利用しているが、これからはテクノロジーの進化により現金以外の決済方法が標準になるという内容です。

 

現在、現金以外と言えば、クレジットカードや電子マネーなどがありますね。

 

テクノロジーの進化で登場したのが、仮想通貨です。

 

仮想通貨はビットコインをはじめ、色々なものが登場しています。

 

 

また新たな通貨の考え方として『時間通貨』というものが紹介されていました。

 

この『時間通貨』が面白い発想です。

 

私が30分間、誰かに料理を教えた時、その方から30分という数字を貰います。私はその30分を使って他の方から30分間英語を教えてもらう、という時間の交換に着目した通貨のことを指します。

 

人間は人種・国籍・年齢・性別に関わらず皆が1日24時間を平等に持っています。

 

その時間をやり取りすれば貧富の差が無くなるのではないかと言う訳です。

 

 

番組内で同じ時間でも費やした時間で価値が変わるのでは無いか?という質問がありました。

 

たとえば野球の試合をするとき、助っ人を30分間お願いします。助っ人で現れたのはイチローでも普通の人でも報酬は30分です。

 

同じ30分でも不公平ではないですか?という事でした。

 

帰ってきた答えは『価値観の違い』ということです。

 

世界ではイチローを知らない人は沢山いる。

 

イチローの30分に価値があるか無いかは、あなたが決めることである。

 

 

確かに30分間、トム・クルーズに英語を教えてもらっても、彼を知らない人からすれば、ただの英語の先生ですね。

 

ちなみに前回、話をした「TWICEのハイタッチ会」ですが、もしハイタッチができる権利を無料でもらっても、私は行きません。

 

TWICEがわからないからです。

 

現在、『時間通貨』の利用者は110ヵ国で3万人以上いるそうです。

 

今までは「個性」という言葉が多かったですが、これからはそれぞれの「価値観」に合わせたサービスがより重要ではないかと思います。

 

 

スタッフ「そんな難しい話より、時給を上げろ( ̄д ̄)」

 

店長「(∩゚д゚)アーアーきこえなーい」

 

 

 

 

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